タクシーの暗がりでお札をすり替えられる詐欺被害に遭ってしまった

モロッコのカサブランカを旅行した時のことです。空港から電車に乗って街の中心地まで行き、夜だったので駅からホテルへは近距離と知りながらタクシーに乗りました。

タクシーを降りる際、小銭がなかったので一番大きなお札(日本の1万円札)を渡したところ、「は?何これ?これじゃ足りないんだけど?」と見せられたのが、一番小さなお札(千円札)でした。車内が薄暗かったこともあり、まさか一瞬のうちにすり替えられたとは気づかずに、自分のミスだと思い、「え、ごめんなさい。じゃあこれ」ともう一度、大きいお札を出しました。

なんとこのやり取りが3回繰り返され、運転手に言われるままに大きなお札を計3枚も渡してしまいました。

私も長距離移動の後で疲れていたのだと思います。ホテルの部屋でお札を数えて、ようやく暗がりでお札をすり替えられたのだということに気づきました。まさかこんなトラブルにあうとは思いませんでした。

警察にトラブルを相談、幸運にもお金は戻ってきた

非常に悔しかったので、トラブルの翌朝、最寄りの警察署に行きました。警察は面倒なのが来たなあ、という態度ではあったものの、ホテル前の監視カメラの有無を確認したり、被害届の手続きなど説明をしてくれました。

一通りの状況を説明した後に、警察官と共にタクシーに乗った場所まで行ってみたところ、なんとその運転手がいたのです。その場所は多くの観光客がタクシーに乗る地点なので、その運転手は外国人に対して同じ手口を繰り返していたようです。

警察に「あの人です!」と訴えたところ、警察官が運転手に厳重注意をして、お金を回収してくれました。

私としては、お金を回収できるとか、犯人を捕まえられるなどとは全く期待していませんでしたが、観光客を狙ったこんなひどい手口があるということを知ってほしくて通報したわけです。お金まで取り戻せたのはラッキーでしたが、正直、旅行中の貴重な時間を無駄にしたと思います。

慣れない土地ではホテルまでの送迎車両を手配する

到着したばかりの外国人を狙う巧妙な手口であったので回避するのは難しかったとは思いますが、まずは支払いの時には手渡す前に運転手にしっかりお札を見せながら「はい、これ1万円札ね」と確認するのがトラブルを防ぐ1つの方法だと思います。それをせずに暗がりでぱっと手渡してしまったのが間違いでした。

また、タクシー代のようなちょっとした支払いに大きなお札を使わないことが賢明だと思います。あまり大きなお札を出すと、「小銭がない」と言われてお釣りをごまかされることも多いです。

そして、もっと根本的なことを言えば、慣れない初めての土地では、空港からホテルまできちんとした送迎を事前に手配しておくことが重要だと思いました。到着が夜間であればなおさらです。そうすれば今回のように、流しのタクシーに乗りこみ、トラブルに遭うことは避けられたと思います。

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